基板修理・改造 サービス

シスプロでは、基板の修理・改造サービスを提供しています。
パターンカットやジャンパー配線、リワークやリボール、部品・回路の追加に対応可能であり、品質・コスト・納期面で最適な提案を行うことも可能です。また、部品の調達が困難な状況において、相当品の提案から調達まで当社にて一貫して対応します。

「新規基板の製作はコストがかかり、かつ終息部品を使用しているため、基板を修理することで延命したい...」
「開発中の基板について、一部、変更したい回路・部品があるが、コストはかけられない...」
「電子部品の需給がひっ迫しており該当部品の入手が困難であるため、新規基板設計を行わずに相当品に置き換えたい...」
といったお悩みをお持ちの皆様、お気軽に当社にご相談ください。

※故障個所の特定をするサービスではございません、ご了承下さい。

当社の基板修理・改造 サービスの特長をご紹介

基板修理・改造 サービスの
3つの特徴 FEATURE

簡易的な指示でOK! 当社にて修理・改造指示書作成~改造まで一貫して行います!

簡易的な指示でOK! 当社にて修理・改造指示書作成~改造まで一貫して行います!簡易的な指示でOK! 当社にて修理・改造指示書作成~改造まで一貫して行います!

基板修理・改造依頼の際、詳細な修理・改造指示書を提出頂く必要はありません。回路図上に手書きの指示、コメントを付けた写真等を提供頂けましたら、当社にて簡単な改造指示書を作成させて頂きます。

<提出頂く資料の例>
・コメントを付けた基板写真
・回路図上への手書きのコメントと改造内容
・既存部品と乗せ換える部品の仕様

相当部品の提案~部品調達・改造まで、一貫して対応します!

相当部品の提案~部品調達・改造まで、一貫して対応します!相当部品の提案~部品調達・改造まで、一貫して対応します!

古い基板が故障した場合、終息部品が使用されていることから、同様の電子部品の入手ができず、修理不可となることが多々あります。その際、基板を新規で設計するとコストや納期がかかり、また基板のみの入れ替えに対応できない場合は、装置自体の入れ替えが必要となります。

当社では、現在搭載されている故障個所の終息部品の相当品を選定し、提案することが可能です。提案した相当品は当社にて調達し、部品選定~修理まで一貫して対応させて頂きます。

終息部品を使用している基板の修理委託先をお探しの方、できるだけ手間をかけずに修理を完了させたい方、当社にご相談ください。
(動作保証までは致しかねますのでご了承の程お願い致します)

BGAのジャンパ配線も可能! 1個から、BGAリワーク・リボールをお任せください!

BGAのジャンパ配線も可能! 1個から、BGAリワーク・リボールをお任せください!BGAのジャンパ配線も可能! 1個から、BGAリワーク・リボールをお任せください!

当社では、BGAのリワーク・リボールに対応します。1個など、小ロットのリワーク・リボールもお任せください。

基板の改造においてジャンパ配線による回路変更は一般的ですが、BGAが対象部品の場合はジャンパ配線が難しく、いちから基板を起こすことが多くあります。当社ではBGAでもジャンパ配線をお受けしており、これまで改造が難しかった基板であっても対応させて頂きます。

また、BGAのリワーク後は、X線検査装置にて、問題なくリワークが行えているか検査いたしますのでご安心ください。

BGAのリワーク・リボールの委託先をお探しの方、まずは当社にご相談ください。

基板修理・改造に関する事例 EXAMPLE

BGAからの信号追加

BGAからの信号追加

BGAからの信号接続が回路設計時に漏れてしまったことが分かり、急遽BGAから信号線を引き出しジャンパー配線をすることになりました。BGAの引き出し部分は樹脂で固定し外れないように、メンテナンスを施しています。

終端抵抗の追加

終端抵抗の追加

ノイズの問題で動作が安定しない状態だったため、信号線のパターンをカットしてその間に直列で抵抗を追加(終端抵抗)をする改造を行い、動作の安定につなげました。

ジャンパー対応

ジャンパー対応

どうしても基板と基板の間を数百本の信号を渡さなければいけなかったため、ハーネス(コネクタ接続)を検討したが線が細すぎて電流を流せないことが分かり急遽手配線でジャンパーをすることになりました。回路図を見ながら、1本1本間違いなくジャンパーを飛ばす作業は大変難易度の高い作業で、細心の注意と根気が必要な作業となりました。

パターンカットとジャンパー配線

パターンカットとジャンパー配線

まだ試作段階の基板でしたが、設計完了後に回路変更が入ることになり、試作のため新たに製造することはせず、パターンカットとジャンパー配線で新しい回路に対応することになりました。QFPからの配線が多かったので、局所的に大変混みあった部分に半田付けやジャンパーが集中したことで、細い皮膜付きのニクロム線で顕微鏡を見ながら作業を行いました。配線の保護としてホットメルトで固定をしています。

パターンカットとレギュレータ追加

パターンカットとレギュレータ追加

急遽、12Vが別電源として必要となったため、基板上の別電源から入力電圧を拾って、12V出力対応のNJM78M12FAを接着剤で固定し、出力ピンからジャンパーで必要ヵ所に飛ばす作業を行いました。入力である1番ピンはピンを折り曲げ、GNDの2番ピンはTHを介して落とし、出力の3番ピンは足を短く切って半田付けする作業を行っています。

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